弊社の”引きこもり支援”とは?
引きこもりの方を支援する団体が最近では増えました。NPO法人さんや一般社団法人さん、株式会社さん等々、その経営母体は違えども色々な方法で引きこもりっておられる皆さんを支援してきたいという社会の動きを感じます。
弊社の支援スタイルは、訪問とミーティング、そして他機関へ繋ぐ、という3つのスタイルに集約されます。
人を支援するには専門的なスキルを要します。何故なら、人の人生は「たくさんの人、コト」からできているからです。就職だけ出来ればいいのではなく、居場所があればいいわけでもありません。
ご家族をはじめ、人との関わりを回復しながら自分の居場所を作ってその中で自分の人生を見出し、歩いていくということが出来て初めて「引きこもる」という状態から抜け出せると考えています。
就職が出来ても、ご本人が毎日「つまらないな」、と感じながら生活していたのでは生活の細かいところで投げやりになったり人との交流を拒んだりそういったことになりかねません。また、ご本人がなんとか生活に意味を見出そうと躍起になっていても生活環境が整わずに心が折れてしまう方もいます。
このように複数の領域にまたがって支援するのは、支援する側に法律や制度、公民を問わない関係機関との関わりスキルなどが必要になり、本人が今、何を考えていく必要があるかという「考え方の整理」をサポートする対話スキルが必要になります。また、こういったご本人の生活環境、ご本人の心の環境、人間関係という複数の部分に働きかけるのはソーシャルワーカー特有の分野とも言えます。
更に、弊社は世の中の多種多様なサービスを組み合わせてご本人に合った環境を作り出す必要があると考えています。自前でサービスを持っていてもすべての人に合うとは限りません。一人一人の個性に合わせて今ある世の中のサービスを組み合わせることでご自分にもっとフィットした、相性の良い居場所を見つけることが出来きます。
弊社はその人らしさを中心に支援を組み立てていきたいと考えています。