母校にて教壇に立つ…。
先日、江戸川区にある東京福祉専門学校に行ってきました。社会福祉士のタマゴを輩出してらっしゃる同校は、実は私の母校です。
専門学校を出て社会人になり大学に進み…と学校人生はその後も続くのですが私の福祉人生のスタートは、この学校だろうと思います。私が通っていたころは熱血先生が多くいらして、「福祉とは何ぞや」と語っておられたと思います。
そんな、同校へ臨時ではありますが実習教育授業をお任せいただきましたので教壇に立ってきました。社会人向けのコースでしたので皆さん、理解力も早く、やる気も高く、とても楽しい授業となりました。
そして、授業の中身は自由に作って良いとお任せいただきましたのでコロナ対策バッチリの中、思いの丈を(?)存分にぶつけてまいりました。いやー、生徒の皆さんがドン引いていないといいのですけれど…。
さて、生徒さんはこれから社会福祉士を受かってソーシャルワーカーとして働きたいと希望されている方もいらっしゃいました。いうなれば初学者の皆さんなので、ソーシャルワーカーという職業に夢や希望を持っている所と思います。夢は壊さず、でも現実をお伝えするために授業の随所に少し工夫を凝らしました。
ソーシャルワーカーは確かに、世の中にある法律、制度、サービスを駆使しながら人を支援していくのですがそれだけではない事が伝わればいいなと願っています。授業でも繰り返しお伝えしましたが、ソーシャルワーカーは「哲学」を取り扱う職業だと思います。「人とは何か」「人生とは何か」を考えるソーシャルワーカーは人の人生にも配慮しながら支援できるのではないでしょうか。
来週も1日授業をお任せいただいているので、また熱弁を振るってまいります。あぁ、また皆さんドン引いちゃうかしら。